今こそディーゼル車、という選択肢

ディーゼル車が注目を集めるようになってきたが、ガソリン車より魅力あるのだろうか? ガソリン代が値上がりしている近年、最大の「売り」である燃費の良さ、走りはどうなのか、検証しました。



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今こそディーゼル車、という選択肢

ディーゼル車の燃費は本当に「売り」なのか


マツダCX-5は初期受注の8割程度がディーゼルだという。果たしてガソリン車より魅力あるのだろうか? 改めてディーゼルの特徴を紹介してみたい。


最大の「売り」である燃費の良さをチェックするため、3年前にデビューした日産エクストレイルを借り出し、さまざまな条件で走らせてみた。まず最良の条件での燃費から計測することに。


エクストレイルディーゼルで最も燃費良い速度域は、6速ギアを使って走れる70km/h前後。交通量の多い高速道路で60〜80km/hの流れに乗って走ってみたら、何と24.9km/L! たまに速度落ち、5速ギアに入ったこともあったものの、まぁこんなもんです。


ディーゼルの燃料となる軽油はガソリンより19〜25円くらい安い。仮に15%安いとした場合、28.6km/L走るガソリン車と同等の燃料コストになるということ。車体の大きい4WD車だということを考えれば望外に燃費良い。プリウスと比べたって勝るとも劣らない。


高速燃費はメーター読みの100km/hでクルーズコントロールをセットして走った時のデータ。東京の練馬から、標高380mの場所にある新潟の越後湯沢までの往復で計測してみた。行きが20km/L。帰り21.5km/L。クルーズコントロールを使えば誰でも20km/L台後半を出せる。


今こそディーゼル車、という選択肢