今こそディーゼル車、という選択肢

ディーゼル車が注目を集めるようになってきたが、ガソリン車より魅力あるのだろうか? ガソリン代が値上がりしている近年、最大の「売り」である燃費の良さ、走りはどうなのか、検証しました。



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今こそディーゼル車、という選択肢

エコカー=コンパクトカーの図式が崩れる!?


街中の燃費は大雑把に言って平均走行速度で大きく違う。東京都内だと一般的に平均20km/h前後。10kmの移動に30分掛かる、ということです。この程度の流れで12km/Lくらいをイメージしてもらえば間違いない。ガソリン車だと13.8km/Lに相当する。


CX-5はアイドルストップが付く。そこで同じ平均20km/hの渋滞時に手動でアイドルストップを行ってみた。すると14km/L台の向上。CX-5もエクストレイルと同等の燃費なら、都市部でも14km/L台走ると言うこと。ガソリン車だと16.1km/Lに相当し、フィットHVと同等。


平均速度25km程度になると燃費はイッキに向上。14km/L台に乗ってくる。この状況で手動アイドルストップしてみたら15km/L台となった(停止する頻度が少なくなるためだと思う)。こうなるとガソリン換算で17km/L台。4WDだということを考えれば文句なし。


驚いたことに、プリウスとまではいかないものの、フィットHVと同等。1.3リッター級のコンパクトカーより燃料コストが低い。それでいて広い室内スペースや、雪道も走れる4WDなのだから嬉しい。


ミニバンとかに搭載されたらハイブリッド車に次ぐ第二のECOカーになるかもしれません。エクストレイルのディーゼルは313万9500円。CX-5のディーゼルより高いものの、驚くほど素晴らしい値引きが続出している(ネットで検索して頂きたく。40万円値引き突破も珍しくない)。ほとんど新車のようなコンディションの中古車なら250万円を切る。


4WDのECOカーが欲しいなら狙い目。3年前に発売したエクストレイルディーゼルでもこの結果。ディーゼルの底力に関心させられる。マツダが満を持して出してきたCX5、期待はかなり高まります。


今こそディーゼル車、という選択肢